令和5年年初のごあいさつ
年頭にあたり本年もよろしくお願いします。昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻という予期せぬ事態が発生しました。まさかということが普通に起こってしまい、その後は世界中で大きな影響を受けています。エネルギー、食料を筆頭に物価上昇が続きインフレが生活を直撃しています。
年末にはロシアから日本への天然ガスの輸送にどこの再保険会社も引き受けず、国内損保が粘り強く交渉しやっと保険の引き受けができたというニュースを耳にしました。リスクをできるだけ軽減するという、我々保険を取り扱うものにとって真剣に考えていかなければいけない時代になったと言えます。
また、今年は関東大震災からちょうど100年になります。関東から九州まで、大地震がいつ起きてもおかしくないと言われています。茨城県や千葉県、太平洋側から九州の方まで小さな地震の頻度が多くなっているように感じます。そろそろ地震保険に加入していない会社も個人も、保険で地震に対する備えも必要と思えます。起こってしまってから「想定外」でしたと言っても失われたものは戻ってきません。住宅だけでなく工場や事務所ビルなどの拡張担保といわれる地震保険の案内も積極的にさせていただく予定です。
本年も宜しくお願い致します。